【2024】台湾移住から現地生活までのステップ完全まとめ!手続きから生活準備まで徹底解説
海外との行き来が活発になりつつある昨今。この記事をご覧になっている方の中には、新たに台湾で挑戦したいと思っている方も多いのではないでしょうか?しかし移住するためにはどのように申請、準備したらいいか不安に思っている方も少なくないかと思います。
台湾移住は十分な準備と正しい手順に従えば、スムーズに移住生活をスタートさせることが可能です。本記事では、ビザ取得後から生活の基盤作り(主にアパートの見つけ方、居留証申請方法、携帯登録、銀行口座開設)について解説していきます。
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1.台湾の住む場所を決める
まず台湾で生活するうえで住む場所を決めるのが最優先となってきます。台湾の物件はネットでも探すことは可能ですが、筆者の経験上ネットの写真と異なっていたり、設備などに不備があることが多いので、現地に行ってしっかり内見することを強くオススメします。
そのため、物件探しは1〜2ヶ月ほど余裕を持って探すのが理想となってきます。しかしながら台湾では基本的に仮押さえという事ができないので、良い物件が見つかったらスピード感を持って行動する事が大切になってきます。
この章では台湾での物件の探し方や注意点などを詳しくご紹介いたします。
台湾の物件探しの方法
台湾で物件を探す方法として挙げられるのが、591(https://www.591.com.tw/)という台湾物件紹介サイトで探す方法、不動産仲介で探す方法、facebookなどで探す方法が挙げられます。
台湾で物件をネット検索するなら「591」
591とは台湾の物件の情報が掲載されている、台湾人なら誰もが知っているサイトになります。不動産会社も大家さんもこの591に物件情報をアップする方がとても多いので、まずはこの591から台湾の物件にはどのようなものがあるのかをリサーチするのがいいかもしれません。
不動産仲介で物件を探す
台湾にも日本と同じように不動産会社を通して物件を借りる方法もあります。しかし不動産仲介だと仲介料(台湾では一般的には半月分)が発生したり、比較的賃料の高めな物件を紹介されるので、主に駐在員向けといえるかと思います。
ですが、中国語でのコミュニケーションに自信がない方や、サポートしてくれる現地の友人がいない方などは、日系の不動産会社を利用されると心強いかもしれません。
facebookで物件を探す
台湾ではSNSの中でも、facebookが最も使用率が高いです。最近の若い世代の間では、591で探すよりもfacebookで物件をリサーチする方が増えてきているそうです。
賃貸物件用のグループがいくつも存在しているので、1つ1つ調べてみるのもいいかもしれません。たまに凄いお得な物件もあったりします。
台湾の物件と日本の物件の異なる点
ここで注意しておきたい、台湾の日本と異なる賃貸環境をいくつか紹介したいと思います。
1.基本的に家具家電付き物件が多い
台湾の賃貸では基本的に家具家電がついている物件がほとんどです。これは入居者にとってはとても嬉しいことです。しかし家具家電が古い場合や年季が入っている場合もあるので、入居の際に大家さんに確認するようにしましょう。
2.敷金は2ヶ月分、礼金はない
台湾では敷金は2ヶ月、そして礼金というものはほぼありません。(たまに日系不動産で礼金を払う場合がある)
3.窓、ベランダ、キッチンが無い物件もある
日本では考えられないかもしれませんが、台湾では窓やベランダがない物件も数多くあります。また、外食文化の台湾ではキッチンがない物件も多くあるので、きちんと内見をして確認するようにしましょう。
4.良い大家さんと契約する
日本ではあまり経験しませんが、台湾では大家さんと直接契約するパターンも多いです。その場合、大家さんがトラブルがあった際にきちんと対処してくれるのか、人柄はどうかなど見極めることも大切になってきます。
5.台湾の物件探しは早いもの勝ち
特に台北になりますが、物件探しは早いもの勝ちになります。内見日のうちに契約をしないとすぐに取られてしまう可能性もあるので、気に入った物件があれば迷わず契約したい旨を伝える方がいいでしょう。
筆者も最近台北近辺で引っ越したのですが、午前に内見した物件が午後にはもう別の人が契約済みになっていたりと、かなりスピーディーだった覚えがあります。
2.居留証を作成する
居留ビザを取得後、台湾へ移住した日付から15日以内に、住んでいる市管轄の移民署に行って居留証の作成が必要になります(台湾に渡航した日から15日以内)。期限が過ぎた場合は罰金を払うことになるので注意が必要です。
居留証は日本でいう在留カードのようなもので、台湾で携帯を契約したり、公共料金の契約や、口座を開設する際に必ず必要になってきます。その他台湾で生活するうえで、身分を証明するものなので、必ず作成するようにしましょう。
作成方法
ここで簡単に作成の手順を解説いたします。
※今回は就労ビザの場合によるものです。ビザの種類によって提出資料が異なるので事前に移民署に行って確認しておきましょう。
作成場所:住んでいる市管轄の移民署(居留ビザ発行時に日本でも説明を受けます)
準備するもの:
・申請書(現地で用紙を受け取れます)
・パスポート(原本、コピー)
・在職証明証
・労働許可証
・住所を証明する資料(賃貸契約書など)
・カラー証明写真1枚(6ヶ月以内に撮影したもの)
・申請費用(1000元=1年間の場合。1年ごとに料金が1000元加算されます最大3年まで)
移民署にはコピー機が設置されているところが多いです。その他、コンビニなどでもコピーすることができます。
申請後2週間ほどで居留証の作成ができ、ほとんどの移民署で直接取りに来るか、自宅まで発送かを選択することができます。(配送料100元ほどかかります)
移民署は平日しか開いていなく、毎日のように混んでいるので時間にゆとりを持って手続きするようにしましょう。
3.SIM登録、携帯番号を作成する
移住後にすぐ整えたいのがネット環境です。日本国内にいる家族や友人と連絡が取りづらくなると双方が不安になってしまいますよね。
そのため、携帯会社に行ってSIM登録や携帯番号を作成しておきましょう。台湾ではさまざまな登録や申請の際に必ず携帯番号が必要になってきます。この章では、台湾の携帯会社の特徴や移住する前に日本で行っておきたい手続きなどについてご紹介いたします。
移住前に行っておいた方がいいこと
SIMロック解除をする
スマホを携帯会社などで購入した人はスマホにSIMロックがかかっている場合がほとんどです。このSIMロックを解除しないと、台湾に渡航した際に現地のSIMカードが使えませんので、必ずロックが解除されていることを確認するようにしましょう。
日本の携帯番号は残しておくべきなのか?
これは経験談になるのですが、渡航からの1年間、また日本に一時帰国する回数が多い人は残すべきだと思います。理由として、日本にあまり帰国しない人でも、初めの1年間は日本の携帯番号のワンタイムパスワードを受け取る機会が何度かあるということです。
例えば日本の銀行や有料アプリの設定などでワンタイムパスワードが必要になるケースが何度かありました。今では楽天モバイルなどの格安携帯プランで安く日本の携帯番号を残すことができるので、初めのうちは残しておいた方が良いかと思います。
台湾携帯の特徴
台湾携帯の特徴として一番に挙げられる日本との違いは、「速度制限がない」ことでしょう。日本では契約している容量を超えたら速度制限があるのが一般的ですが、台湾ではそれがありません。なのでネットは使いたい放題です。
料金に関しても、会社によって多少前後しますが、日本円で3,000円前後なのでお手頃な価格となっております。また台湾では公共の場にwifiの無料スポットが多く、カフェや図書館などでもネット環境が整っている場所も多いのが嬉しい点です。
携帯会社の契約は2年ごとが一般的なので、ワーホリなどの方はSIMの年間契約の方が良いかもしれません。(無制限、電話番号付きのSIMカード)
4.台湾での銀行口座開設を行う
銀行口座開設で必要な主なもの
台湾で口座を開設するには主に以下のものが必要になります。
・パスポート
・居留証
・日本のマイナンバー
・印鑑(フルネーム)
・台湾での電話番号
台湾では就労の際には、会社指定の銀行口座を作成しなければならないので、指定の銀行で口座を開設するようにしましょう。申請する際に印鑑が必要になるのですが、日本と違いフルネームでの印鑑が必要になることがあります。こちらは現地で事前に作成しておきましょう。
また全ての銀行ではないのですが、最近では日本のマイナンバーが必要になるケースも増えてきております。台湾に渡航する前に自分のマイナンバーを調べておいた方が無難かもしれません。
金融機関によって、申請書類や印鑑形式なおdの対応が異なりますので、事前に開設したい銀行のホームページを確認するか、照会窓口に直接問い合わせておく方が良さそうです。
ワーホリなどの短期滞在者について
台湾の口座開設は詐欺被害の増加から年々厳しくなってきており、ワーホリや短期滞在者の開設はかなり難しくなってきました。そのため、短期滞在者は郵便局で口座開設することをおすすめいたします。
郵便局の口座開設は外国人でも引き受けてくれ、比較的簡単に口座開設することができます。(マイナンバー必須)
スムーズな台湾生活を送ることができるように
台湾移住は多くの手続きが必要になってきますが、一つずつ着実に進めていけば問題ございません。物件探しや居留証作成、携帯番号取得、銀行口座開設など大変なことは多いですが、困ったときは現地の台湾人が必ず手助けしてくれるはずです。新しい生活に向けて前向きに一歩ずつ進んでいきましょう。挑戦するあなたを応援しております!
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