台北の移動手段を徹底解説!知って得するお得な使い方もご紹介

JAPANESENovember 30, 2024 17:32

日本人にとって身近な観光地ともいえる台北には、移動手段がたくさんあり、観光や生活するうえでとても便利です。特にMRT(地下鉄)を使うと初めて行く人でも台北市内を簡単に移動することができます。

この記事では、台北でよく使われる移動手段をわかりやすく説明し、さらにお得な使い方も紹介します。台北を訪れる人や、これから住む人にとって役立つ情報になっているので是非ご覧ください。

1.台北の主な移動手段の種類と特徴について

台北市内には、冒頭で説明したMRTをはじめ、バスやYouBike、タクシーなどがあり、また台北市外へ向かう場合は電車や新幹線などの移動手段もありとても便利です。この章では、台北市内外で利用可能な移動手段をそれぞれ簡潔に紹介します。

MRT(地下鉄)

台北のMRT(地下鉄)は、台北市内とその周辺の新北市を結んでおり、日常生活においてとても便利な乗り物です。1996年に一部路線が開通して以来、少しずつ拡大を続けており、現在でも工事が進められています。

2017年には桃園国際空港線が開通し、台北市内と空港間のアクセスが大幅に改善され、観光客がより楽に台北市内へ行けるようになりました。特に2030年前後には東京の山手線のような環状線の完成が予定されており、さらに利便性が高まる見込みです。 運賃は日本と比べ安く、初乗りが20元(約95円)、長距離でも65元(約300円)程度です(空港線を除く)。また駅や車内も清潔で、利用者のマナーも問題ございません。

バス

台北のバスは、MRTでは行くことが出来ない地域や細かい場所までアクセスすることが可能です。運賃は初乗り15元(約70円)で、MRTよりもさらに安く乗車することができます。市内ではバス路線が非常に多く、地元民でも迷ってしまうほど。 例えばMRTが直接アクセスできない九份や故宮博物院などの観光地へ行く際にはバスが便利です。ただし、台北のバスは運転が荒く少々危険なため、車内で混んでいる際はしっかりと手すりをつかみましょう。

YouBike(シェアサイクル)

台北市内の軽い移動の場合、シェアサイクルサービスの「YouBike」がとても便利です。YouBikeは街中の至る場所に設置されており、気軽に利用することが出来ます。利用するには、台湾の電話番号が必要ですが、観光客の場合はクレジットカードを登録することで利用可能です。 台北市内では30分間無料で利用できるうえ、自転車専用道路が整備されているエリアも多いので、短い移動にはおすすめです。

台湾鉄道

台湾鉄道は、台湾全土を一周するように路線が敷かれています。台北市内での利用は少ないものの、東部の花蓮や台東など、台湾の右側エリアに向かう際には欠かせない移動手段です。観光地の九份や十分に向かう際にも台湾鉄道を使用したりもします。

新幹線

台湾には、台北から南部の都市・高雄までを結ぶ新幹線が開通しています。最速で約90分という短時間で両都市を移動できるので、ビジネスや観光での長距離移動に非常に便利です。地方都市の台中や台南へ向かう際には新幹線を利用することが多いです。

2.台北の交通マナーで注意することは?

台北での交通機関にはいくつかのマナーがあります。日本と異なる点もあり、MRTやバス、タクシー利用時の注意点を押さえておくと、現地でトラブルなく移動することができます。台北の交通機関でのルールをきちんと守って、スムーズに移動できるようにしましょう。

MRTでは飲食禁止

MRT内では飲食することはできません。もしMRT内で飲食してしまうと最高で7500元(約35,000円)の罰金が課せられるので注意が必要です。飲まなければ持ち運びは可能です。(飲みかけのタピオカミルクティーなど)

バスは手を挙げないと止まらない

台湾のバスは乗る際に手を挙げないと停車してくれません。また運賃はお釣りが出ないので、悠遊カードがあると乗り降りがスムーズです。日本と異なる点があるので注意しましょう。

タクシーのドアは自動ドアではない

台湾のタクシーは日本と違って自動ドアではありません。日本での癖で、つい降りる時に閉め忘れることが多いので、乗降時にはドアを必ず閉めるようにしてください。

エスカレーターは基本右側に立つ

台湾のエスカレーターは関西と同じで右側に立つことが一般的です。最近では日本と同じように2列に並ぶように指導されていますが、まだ浸透はしていないのが現状です。

3.知って得するお得な使い方・豆知識をご紹介

台北ではさまざまな移動手段がありますが、より便利でお得に活用する方法をご紹介します。台湾版交通系ICカード「悠遊カード」の利用で交通費が割引になったり、スマホアプリで簡単にルート確認ができるので、移動の計画が立てやすいです。 さらに、月定額で乗り放題のサービスもあり、通勤・通学が多い人には特におすすめです。これらの便利な使い方を知って、台北での移動をよりお得にしてみましょう。

台湾版交通系ICカード「悠遊カード」を使うと割引が受けられる

悠遊カードは、MRTやバス、YouBike(シェアサイクル)などさまざまな交通手段で使用することができ、一枚持っているだけで移動が便利になります。さらに、割引制度が充実しているのも魅力です。

台北では、MRTから1時間以内に台北市や新北市のバスに乗り継ぐと、バス代が8元割引されます。さらに、毎月の乗車回数に応じて翌月1日に割引が適用される仕組みもあります。例えば乗車回数が11〜20回の場合は10%の割引、51回以上だと30%の割引になります。

MRTや台湾鉄道では残高不足でも改札を出ることが可能

台湾の交通系ICカードには、日本にはない「マイナス残高」という機能があります。例えば、MRTやバスに乗って目的地に着いた際、カードの残高が不足していても、一定の範囲内であれば改札を通過することができます。

MRTや台湾鉄道では、60元以内であれば1回のみ立て替えが可能です。ただし、条件は交通機関ごとに異なるので注意が必要です。

台北のバスはネット検索でリアルタイム状況を把握できる

台北市内のバスは日本と異なり時刻表がありません。その代わりネット検索で今バスがどこにあるかを把握することができます。こちらのサイトから乗車したいバスの番号をクリックすると確認することができます。 https://ebus.gov.taipei/EBus/

通勤や通学で交通機関を利用する場合は「TPass」がオススメ

台湾で生活する際には通勤定期券の「TPass」を利用することもオススメです。台北の場合、月額1,200元(約5,600円)でMRT、台湾鉄道、バス、YouBikeなどが乗り放題になります。

4.台北の移動方法を抑えて便利に活用しよう

台北の交通機関は、MRTやバス、YouBikeやタクシーなどさまざまな移動手段があり、日本と比べて移動費がとても安いのでお得に感じます。さらに、悠遊カードや定期券TPassを使えば、交通費を抑えつつスムーズに移動することができます。

ただし、MRT内での飲食禁止やバス停で手を挙げる必要があるなど、日本とは異なるマナーやルールもあるため、事前に確認しておくことが大切です。これらのポイントを押さえて、台北での移動を思いきり満喫しましょう!

※2024年11月調べ 1元(4.7円)で計算しております。

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