【2024年台湾転職】台湾での1ヶ月の生活費はどのくらい?食事代や平均の物価など詳しく解説
日本人にとって人気な観光地「台湾」。最近では海外へ留学や就職する人も増加傾向にあります。台湾というと物価が安くて、日本人とって生活しやすい国というイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか? 今回は実際に台湾で生活している筆者が、もし台湾で生活した場合、一ヶ月でおよそどれくらいの生活費がかかるのかを、家賃、食事代や物価の平均など、項目別にご紹介したいと思います
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1.台湾の家賃相場を詳しく解説!
台湾の家賃は賃貸の種類によって価格が大きく変化し、主に台湾の賃貸形式は大きく以下4つに分けられます。
雅房(ヤーファン)
・日本でいうシェアハウスみたいなもの。トイレ、シャワーが共同になっているタイプ。
家賃平均6000元〜12000元(27,000円〜54,000円)。
分租套房(フンズータオファン)
・一戸の中に複数の部屋があるタイプ。部屋の中にトイレ、シャワーが個別で付いているタイプ。
家賃平均8000元〜16000元(36,000円〜72,000円)。
獨立套房(ドゥーリィタオファン)
・独立した1LDK物件。日本でいうアパートタイプの物件。
家賃平均14000元〜25000元(63,000円〜112,500円)。
整層住家(ゼンツェンズージャー)
・戸建てタイプの物件。
家賃平均30000元〜(135,000円〜)。
日本人が台湾で生活する場合、賃貸形式にもよりますが、平均で月に6~8万程度かかると思っておいた方がいいかと思います。家賃が低い物件もありますが、その分日当たり条件が悪い、カビが生えやすいなどの問題もあるかもしれません。
台北は年中を通して雨が多く常にじめじめしています。物件を探すときはよく確認することが大事だといえるでしょう。また、台北以外の地方に行くと、その分家賃も低い傾向にあり、筆者は台南在住なのですが、2LDK新築で家賃20,000元(90,000円)です。
2.台湾の物件の特徴
台湾の賃貸には、生活習慣の違いから浴槽がついていない物件がほとんど。安い賃貸になってくると、トイレと、シャワーが仕切りなく設置されている物件も多いです。
また、台湾は外食文化が盛んなので、キッチンがついていない物件もあります。 そして、初めから家具が備えられている物件が多いのも特徴です。
3.大家さんと直接契約した方が安くなる
台湾の物件では、日本と違って、大家さんと直接契約することがあります。不動産会社を仲介しないので、その分安く済みます。
しかし、大家さんにも良い大家さんと悪い大家さんがいるので注意が必要になってきます。台湾では大家さんとのトラブルも多いようで、「急に家を売ることになった」「息子(娘)を住まわせたい」などと言って退去を求められることもあるそうです。
小まめに連絡が出来る人か、自分の意見だけを押し付けて来ないかなど、 契約の際には事前にちゃんと信頼できる大家さんかを見極めることが大事になってきます。
4.台湾のリアルな食費を公開!
台湾では外食文化が盛んで街に出ると飲食店があちこちで営業しています。夜市が毎日のように開かれており、値段もリーズナブル。食べ物好きにとってはたまらない場所ですね。
今回は実際に台湾でのリアルな料理の値段を紹介いたします。 もちろんお店によって値段は若干異なりますが、ご参考程度にみていただけたら嬉しいです。
食べ物の値段(例)
麻醤麺(マージャー麺)50元(225円)
魚丸湯(ユーワンタン)30元(135円)
少しピリ辛のマージャー麺と、すりつぶして団子状にしたスープ(ユーワンタン)。さっぱりとした味が美味しいです。
鍋焼意麺(グォサオイーメン)80元(360円)
スープはあっさりとして、麺は揚げ麺という組み合わせの料理。具は卵、海老、野菜、肉など盛りだくさん。主に台南地方で食べることができて、クセになる味わい。
豆花(トーファー)40元(180円)
日本でポピュラーになった豆花(トーファー)。台湾では200円くらいで食べることができます。食後のデザートにぴったり!
個人差もありますが、台湾では1人1食100元(450円)ほどでお腹いっぱいになることができます。毎日美味しいものが食べれて安くすむのも嬉しいですよね!
自炊するより外食する方が安くつく場合も
台湾では外食文化が根強いため、ほとんどの人が3食外食なんてこともあります。実際にスーパーの値段は日本よりも高く、野菜なども日本の1.5倍〜2倍くらいします。温暖な気候からか乳製品も高いです。食事をするなら外食の方が無難かもしれませんね。
5.水道光熱費
光熱費は、家庭のサイズや使用量、季節によって異なりますが、一般的なひとり暮らしの光熱費を参考にしてまとめてみます。
水道代
台湾の水道代は日本と比べてかなり安いです。水道代は賃貸の契約の際にセットで含まれていることが多く、1ヶ月では100元〜150元(450円〜675円)ほどで済みます。
電気代
台湾の電気料金は、使用量に応じて従量課金されます。電気代は季節によって変動しますが、1人暮らしの世帯の場合、1ヶ月の電気料金は500〜1500元(2,250円〜6,750円)です。 こちらも基本的には日本より安く抑えられます。
交通費
台湾の公共交通機関は日本と比べて経済的でとても利用しやすいです。ICカードや定期券の活用もおすすめになります。
メトロ(MRT)
メトロ(MRT)は初乗り20元(90円)で乗る事ができます。早朝から深夜まで運行しており、本数も多く、ほぼ時間通りに発着しています。台湾のMRTは英語表記や日本語表記もあり、中国語がわからない方にも利用しやすくなっています。
バス
台湾のバスは均一運賃で15〜30元(67.5円〜135円)なので、日本と比べてかなり安いです。交通網は都市内や郊外まで広い範囲に渡っています。
また日本と同じようにバス停の案内表示が充実しているので利用しやすいです。 ただ運転は少し荒いので、注意が必要です。
YouBike(ユーバイク)
台湾にはYouBikeという公共の自転車もあります。主に都市部で手軽に利用でき、短距離の移動などに便利です。料金は30分までは無料になっており、以降は一定時間ごとに料金が発生します。
(30分10元(45円))※料金は使用時間と距離に応じて異なる。 自転車レンタルは24時間利用可能になっています。
2023年の7月からは台湾でも定期券が発売される!
台湾ではこれまで定期券という概念が無かったのですが、2023年の7月からは「TPASS」という定期券が販売されます。地域によって値段は異なるのですが、台北の場合だと月1200元(5,400円)でMRTやバス、YouBikeなどの乗り物を利用することが出来るようになります。
1ヶ月の生活費を日本と台湾で比較してみる
上記で説明した費用以外に、通信費、交際費、生活用品などが費用としてかかってくると思います。通信費に関しては台湾では約500元(2,250円)ほどで契約ができ、ネット無制限で使用できることが多いです。交際費、生活用品なども台湾現地のものを購入すれば、日本より安く済むでしょう。
以上のことから1か月の生活費を比較してみたいと思います。 参考程度に考えてもらえると嬉しいです。
いかがでしたでしょうか?台湾での生活費は物価が比較的安いため、1ヶ月の生活費に関して、月に20万ほどの収入があれば問題なく生活することは可能で貯金も4、5万ほど出来るかと思います。
光熱費や交通費なども手頃な価格で済むのも嬉しいですね。台湾は治安もよく、親日な人が多いので、海外で就職して挑戦してみたい人にとってはおすすめの国です。今回の記事で生活費が参考になっていただければ嬉しいです。
※2023年6月調べ 1元(4.5円)で計算しております。
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