30代の海外転職はアリ・ナシ?30代台湾転職者が伝えたい現地採用のメリットとは|立樂高園Reeracoen

JAPANESENovember 24, 2022 15:00


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こんにちは!リーラコーエン台湾の中村です。日本では長い間コロナ渦で海外と触れる機会が閉ざされていたため、アフターコロナをきっかけに「いよいよ海外へ行くぞ!」と考える方もいらっしゃるかと思います。

弊社ではこれまで数多くの日本人の海外転職をサポートさせていただいた経験から、30歳以上の年齢の方からも「海外で働きたい!」と、海外に想いを馳せる方が一定数いらっしゃいます。一方なかには、いざ30代で海外転職に踏み切ってもいいのだろうかと、ためらう方も多いと思いのではないでしょうか。

そこで今回は、みなさまの海外転職へのイメージを少しでも膨らませられるよう、筆者(32歳)の転職実体験も織り交ぜながら、30代の海外転職について解説いたします!これから海外転職を考えているみなさまの参考になれば幸いです。
 

▼目次

 

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1.30代の海外転職のきっかけは、新型コロナの蔓延

筆者は30代に初めての転職機会を海外に求め、その後海外転職を実現していますが、実は海外転職や海外就労への想いを昔から秘めていたわけではありませんでした。

きっかけとなったのは、新型コロナウイルスの世界的な蔓延。父の仕事の関係で幼少期を東南アジアで過ごしていた私にとって、旅行含め海外にいくことができないことや、前職において海外赴任への門戸が狭かったこともあり、「このままの働き方で本当にいいのか」とふと想うことがありました。一方で業務内容や社内環境に対する不満が少なかった前職をこのタイミングで辞めて後悔しないかという考えもあり、気持ちの整理がつかない日々が続きました。

数か月の間、色々と考えていましたが、最終的には「このタイミングで行かないと、今後行かない理由を作ってしまう」「言語や文化は、実際に現地へ行ってから学んでいけばいい」と思い立ち、海外(とりわけ東アジア)での就労を前提とする転職活動を行った結果、現職へのご縁を頂き、現在に至りました。

結果的に、台湾へ来てからは食事、気候、コミュニケーションの違いなど難しいことも当然ありますが、得られるものや日本では経験できないことを多く経験できており、海外転職をしてよかったと強く感じています。

2.実際に台湾に現地採用として転職してよかったことは?


①日本では少ない、現地ならでの面白い繋がりが構築できる

大学OBや県人会、共通の趣味といったキーワードから様々なバックグラウンドを持つ日本人の方々や、私と同じように母国を離れ台湾で働いている外国人の方ともお会いすることが出来ます。1つの出会いからまた違うコミュニティーへ導いてくれたりと、日本で働いているとあまり経験することのない繋がりが生まれていくのは面白いですし、とても楽しいと感じています。

②手取りが多く残る+昨今の円安で、日本へ残せる貯金が増える

台湾は日本と比較すると、額面給与から天引きされる利率が低く、手取りが多く残る国です。

(参照:日本VS台湾の給料「手取り」徹底比較)

そのため、日本で働いていたときの給与よりも若干低い場合でも、手元に渡るお金は変わらない可能性があります。

また、昨今の台湾元高・円安傾向から、台湾元を日本の口座へ海外送金したときに、1年前と現在とで振り込まれる日本円に約12%もの差があり、日本円で貯金する場合は、より多い金額を貯めることができます。

例:
2021年10月31日:1元=4.08円、
2022年10月31日:1元=4.58円

今後の為替変動によって、状況は変化していきますが、少なくとも半年ほど前からこの利点を享受できている在台日本人の方は多いと言えるでしょう。

③日本や世界の情報を自由に取りに行けることを実感できた

海外にいると、日本語の本や雑誌が高かったりして日本語による知識や情報のインプットにはお金が必要というイメージが個人的にはありました。

しかしながら、現在はオンラインでのセミナーに参加したり、VPNを活用し電子書籍が海外にいながら入手できるなど、コロナの恩恵もあり、日本語での情報や知識のインプットが手軽にできるようになったと実感しています。

また、英語や現地の言語での情報収集を行うことも増えたため、日本にいた頃よりも日本語以外の情報源にも触れる機会が増えました。海外に住むことで、海外の情報を容易に取りに行けるようになったと実感しています。

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3.30代の海外転職では、就労ビザも忘れずに

20代の場合は、ワーキングホリデービザを持つことで海外就労ができるため(​​期間限定ですが)、ハードルが比較的低い傾向があります。

一方で30代の場合は、そうした制度がない(厳密にいうと、国によっては30歳までワーキングホリデーを取得できる)ため、30代以上の転職の場合は、必ず就労ビザを取得する必要があります。

また、国によってビザを取得するための制度や条件が異なるため、詳細についてきちんと確認することが大切です。

就労ビザは他のビザと異なり、雇用主となる企業が申請を行う必要があります。そのためにも、まずは現地で働きたいと思う会社を見つけることが海外転職への第1歩となります。
 

4.30代で海外転職を目指したいなら、まずは行動あるのみ

いかがでしたでしょうか?30代の海外転職は、企業にスキルや経験を求められる機会が多く、これまで経験を多く蓄えてきた方であれば、日本で培ってきたスキルや経験を海外でも存分に活かせます。さらに、海外での経験を日本に持ち帰れば、日本に戻ったあともその経験を活かすことができるでしょう。

海外への渡航がしやすくなった今だからこそ、一度きりの人生、ぜひ海外転職を検討してみてはいかがでしょうか。

これからのアフターコロナを見据える中で、この記事が海外への転職にご興味を持たれている皆様への一助となれば幸いです。
 

5.REERACOEN TAIWANとは

私たちの転職支援サービスは、スピード感と丁寧なマッチングを大切に考えています。転職を希望される背景を細やかにヒアリングをし、企業風土・職務内容・待遇を総合的に判断をし、最適な求人のご紹介をさせていただきます。

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