【2022年台湾移住】インフレや円安による生活への影響は?台湾在住日本人のリアルなお財布事情を解説|Reeracoen Taiwan
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最近は、日本で物価上昇のニュースが話題となっていますが、2022年は世界的なインフレが加速しており、これは台湾も例外ではありません。
今回は実際に台北で生活している筆者の実体験をもとに、台湾におけるインフレやお財布事情を解説いたします!
1.日本よりもインフレが加速している台湾
2.日本と台湾での支出について
3.可処分所得では、台湾の方が日本よりも高い
4.日本人の台湾移住は果たして正解なのか
5.REERACOEN TAIWANとは
1.日本よりもインフレが加速している台湾
日本で昨今、値上げのニュースが多く取り上げられていますが、実は台湾でも値上げの波が止まらない状況となっています。
IMFが公開している「インフレ率」によると、台湾では2021年が昨年対比で+1.82%、2022年4月時点の数値では+2.30%と高い数値を記録しました。
(日本は、2021年が昨年対比-0.26%、2022年4月時点の数値で+0.98%)
たとえば、台湾のスーパーでは、鶏卵の値段が2018年で50元(2022年9月5日の為替レートで約225円)だったのが、現在では70元(約315円)と40%も値上がりしています。飼料の価格や鳥インフル、天候不順の影響など様々な要因がありますが、とはいえかなりの伸び率です。
ちなみに、日本で卵は「物価の優等生」とされており、総務省統計局の小売物価統計調査によると、2018年から2022年にかけて2円ほどしか価格の変動がありません。
2.日本と台湾での支出について
次は、筆者の台湾生活に焦点を当て、筆者のある月の支出の内訳をご紹介します。今後日本人が、台湾で生活をする際の参考になれば幸いです。
あくまでも概算とはなりますが、このような内容になりました。また、筆者はお酒を飲むのが好きなので、交際費の高さが目につきますが、この項目を抑えられれば、さらに節約することができるでしょう。
なお、参考までに日本での支出もご紹介します。
改めて見比べてみると、日本では主に自炊だったなか、台湾では自宅の調理設備があまり整っておらず、外食中心となっているため、少し台湾の方が食費が高い印象があります。
また、昨今の円安の影響もあり、一見すると日本と台湾での支出が変わらないように思われますが、筆者の主観としては、台湾の方が支出は抑えられている印象があるというのが本音です。
3.可処分所得では、台湾の方が日本よりも高い
続いては収入の話、特に「可処分所得」 についてお話します。
年収に応じて控除される所得税は変動しますが、日本国内で受け取る手取り金額(自由に使えるお金)は、額面収入のおおよそ70~80%程度に相当すると言われています。
一方、台湾では額面収入の85%-90%程度が手取りとして計算されているため、日本と台湾での収入金額が同一である場合には、手取り金額の差で台湾のほうが多くの金額を受けとることができます。
両国の間では、収入が増えるにつれて可処分所得の差はますます広がっていくことが考えられるので、単純な手取り金額で見た場合は、台湾で稼ぎを増やす方が賢明と言えるでしょう。
4.日本人の台湾移住は果たして正解なのか
昨今は急激な円安傾向もあるため、一概に「台湾の方が生活費が安く済みます!」と断言できるわけではありませんが、得られる可処分所得の観点から、台湾での生活の方が手元に残るお金が多くなる可能性が高いことをお伝えしました。
なお、台湾では一部条件を除き、外国籍の人材が就労VISAを取得する際の最低賃金は48,000元(約222,800円)となります。こちらの金額も考慮しながら台湾と日本での生活イメージを膨らませて頂ければ幸いです!
5.REERACOEN TAIWANとは
私たちの転職支援サービスは、スピード感と丁寧なマッチングを大切に考えています。転職を希望される背景を細やかにヒアリングをし、企業風土・職務内容・待遇を総合的に判断をし、最適な求人のご紹介をさせていただきます。
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